「イオンカード」には様々な提携カードが存在します。今回は、その中の「イオンJMBカード」をご紹介いたします。
JAL(JAPAN AIRLINES)と提携されたこちらのカードは、マイルを貯めたい方にオススメの1枚です。
なぜなら、「年会費無料でJALのマイルが貯められる」というメリットだけではなく、他にもいくつかのメリットがあるからです。
そこで、この記事では「イオンJMBカード」のメリットやデメリットについて、どのサイトよりも詳しく紹介いたします。
この記事の目次
イオンJMBカードってどんなカード?特徴は?
「イオンJMBカード」は、JALの発行する「JALカード」と「イオンカード」が提携して一体化したようなものです。
カードショッピングの利用で貯まるポイントの単位は「マイル」。もともと「マイル」を貯めていた人にとっては、便利なカードですね。
JAL発行の「JALカード」もありますが、イオングループと提携した「イオンJMBカード」でしか受けられないサービスも付いています。
これから具体的にそれぞれの特徴について紹介していきますね。
実質ポイント還元率は1倍〜1.5倍に!
「イオンJMBカード」のカード利用額200円につき、1マイルが付与されます。
還元率は0.5%とそこまで高くないように感じますが、全然そんなことありません!
なぜなら、1マイル=1円ではないからです。
1マイルあたりの金額は、交換する航空チケットによって変わってきますが、国内線で1マイル2円程度、国際線だと1マイル3円程度が相場です。
そのため、イオンJMBカードで200円分購入すると、3円程度のポイントが付与されるのと同じとなります。
実質還元率は1.5%
これは他のどのクレジットカードよりも高い還元率と言えます。
最初からマイルで還元されるメリットとは?
そしてもう一つ嬉しいメリットは、最初から「マイル」でポイントが貯まるところです。
大抵のポイントは、まずはそのカード特有のポイント(イオンカードは「ときめきポイント」)が付与され、後から自身の手でポイントの移行手続きを行うようになっています。
ひと手間でもありますし、中にはポイント移行時に手数料がかかってしまうケースもあります。
こちらの「イオンJMBカード」ならば、そういったわずらわしさは一切なく、最初から「マイル」で貯まっていきます。
ポイントをマイルだけに絞ると管理も簡単ですし、単純に集まるポイント数が大きくなるというもの。
たくさんポイントが貯まれば、それだけ選択できるサービス内容も幅が広がりますね。
「ときめきポイント2倍」のタイミングは対象外
クレジットカードの中でも、特に気になるのはポイントがどれだけお得に貯められるか、ですよね。「イオンJMBカード」の場合は「ときめきポイント」が貯まるわけではなく、あくまでも貯まるのは「マイル」ですから注意しましょう。
「イオンカード」には、毎月様々な感謝デーが設けられています。それぞれポイントがお得になったり、買い物が何パーセントか割引されたり、利用者にはとっても嬉しいサービスです。
その中の「ときめきポイント」が対象のものについては、「マイル」は例外となってしまいます。
例えば「ときめきWポイントデー」である毎月10日は、イオンのクレジットカード払いで「ときめきポイント」が2倍になります。
ですが、「マイル」については対象外となっています。
JMB WAON利用で「マイル」がお得に貯まる
「マイル」をお得に貯めるためには、「イオンJMBカード」に備わっているWAON機能を利用することです。
これならば「WAONポイント」がお得になる日は、すなわち「マイル」がお得に貯められる日、と分かります。
「JMB WAON」は、電子マネーWAONの利用で「WAONポイント」でなく直接「マイル」で貯められるというものです。「イオンJMBカード」にはこちらの機能も最初から備わっています。
ですから、
「WAONポイント」がお得になる日は「マイル」もお得に!
こう考えるとシンプルでわかりやすいですね。具体的に言うと、毎月5日・15日・25日に開催される「お客さまわくわくデー」。
この日に「JMB WAON」を利用すればポイントはWで、つまり2倍貯まるというわけです。
他にも毎月10日の「ありが10デー」ならば、イオングループ各店舗でのお買い物に対してなんとポイントが5倍も貯まります。
還元率2.5%というのは、なかなかのチャンスですよ。上手く利用すれば日々のお買い物でたくさんの「マイル」を貯めることができます。
JALカードは有料だが、イオンJMBカードは年会費は無料
多くの「イオンカード」がそうであるように、「イオンJMBカード」は年会費無料のカードです。
ちなみに「JALカード」は入会後1年間は年会費無料であるものの、その後は毎年、年会費2,160円がかかります。
ついでに言ってしまうと、電子マネーである「WAON」もカードの発行手数料が通常300円かかります。
「イオンJMBカード」なら、このどちらもかかることはありません。カードを持つための費用について考えなくて良いのは、気持ちがとっても楽ですね。
その他のサービスは?
その他のサービスとして「JAL カード」にはない「イオンJMBカード」特有のサービスをご紹介します。あえて「イオンJMBカード」を選ぶための判断のお手伝いとなれば嬉しいですね。
イオングループでのお買い物がお得!
「イオンJMBカード」の特徴としては、やはり「イオングループ」でのサービスが充実しているということです。
先ほども申し上げた通り、「ときめきポイント」ではなく「マイル」で貯まりますから、「ときめきポイント」が倍になるといったサービスは適用されません。
しかし、毎月20、30日の「お客さま感謝デー」など、ポイントに直接関係ないお得情報については条件は同じとなります。ちなみにこの日はイオングループでのお買い物が5%OFFとなりますよ。
55歳以上の方であれば、毎月15日のお買い物が5%OFFとなる「G.G.感謝デー」もありますし、イオンシネマ(旧ワーナー・マイカル・シネマズ含む)での映画鑑賞割引も適用されます。
映画割引については、「イオンJMBカード」での支払いであれば、本人とその同伴者1名までが、通常一般料金より300円割引されます。
自分だけではなく、同伴者にまで割引が適用されるのは嬉しいですね。映画もよりいっそう楽しめそうです。
ETCカードも付いてくる
全国の高速道路料金所で使用可能な、「ETCカード」が付いてくるのもサービスの1つです。もちろんこちらのカードを利用しての支払いも「マイル」に加算されます。
使用するためには別途ETC搭載車が必要となりますが、自動的にこうしたカードが付随されるのもラッキーですね。
家族カードも無料でつくれちゃう
家族カードは3枚までなら無料で作成できます。会員本人とほぼ同じサービスが受けられる上、お支払いは本人の口座から一括で支払われます。
また、家族カードの使用で獲得したポイントも、本人のポイントに合算されます。
ポイントを1つにまとめることができるので、貯まるポイント数も大きくなり、それだけ受けられるサービスも増えるというものです。
各種保険も充実
クレジットカードに関する保険も充実しています。カードで購入した商品を180日間補償してくれる「ショッピングセーフティ保険」。
他にもカードを失くしたり盗まれてしまった場合、不正に使用された金額を補填してくれる「クレジットカード盗難保障」もついています。
本格的にマイルを貯めるならイオンJMBカード?それとも別のカード?
さて、今までは基本的に「イオンJMBカード」の良い点について述べてきましたが、これからは反対のデメリットについても見ていきましょう。
「イオンJMBカード」というものは、「JALカード」や、他の提携カードと比べてどうなのでしょう?
ハッキリ言ってしまうと、「イオンJMBカード」はポイントの付与率がそう高くはありません。通常の場合でのポイント合戦ならば、本家である「JALカード」のほうが高くなっています。
ですから、もっともっと「マイル」を貯めていきたい、飛行機もバンバン利用するような方は、還元率の高い「JALカード」のほうがお得だと言えます。
「JALカード」の還元率については、通常の年会費やショッピングマイル・プレミアムについての年会費などもあるので、ちょっと算出が複雑になってしまいます。
ですが、そうした費用も含めて、ポイントを航空券へと変更しようとした場合、大体4%代が「JALカード」の一般的な還元率になるかと推測されます。
かなり大きな数字ですね。ただし「JALカード」の還元率は、その利用方法やポイントの変換方法によっても違ってきますのであしからず…。
けれども、ここまでポイントを貯めていくのは正直に言ってかなり大変です。
必要経費を差し引いてもお得感を得るには、年間かなりの利用額を必要とします。一概に還元率が高いから、だけでは決められませんのでご注意下さいね。
JALカードとWAONカードの併用でマイルが2倍に!
「JALカード」と「WAONカード」を上手く使うことで、「マイル」を2倍にする方法があります。いわゆるポイントの2重取りというものです。
利用している「JMB WAON」に、対象となる「JALカード」のカード情報を登録することで、WAONのクレジットチャージ、またはオートチャージの際にも「マイル」が貯まるようになります。
チャージだけでも「マイル」が貯まり、そのWAONを利用することでまた貯まる。これならば1度登録するだけで勝手に貯まっていきますので簡単ですね。
ただし、こちらのサービス、「イオンJMBカード」は対象外となっています。
カードを複数持つことや、それらのカードを使い分ける手間を惜しまない方には良いサービスですね。
さらには「イオンJMBカード」は年会費無料のカードですが、他のカードは年会費がかかってしまうものもあります。
自分の利用頻度やニーズなどを考えたうえで、どのカードが良いのかを選択しましょう。
イオンJMBカードを持つとお得なのはどんな人?
飛行機の利用にだけではなく、様々な特典が付いてくるのが「イオンJMBカード」です。
飛行機の利用はそれほどではないけれど、「マイル」で貯められる方がいいな、という方にはこちらがオススメです。
おそらくこちらの記事を見ていただいている方は私と同じ主婦の方が多いかと…。
そうなってくると、やはり日々の生活における買い物が、大きなウエイトを占めると思うのです。
イオングループでは毎月多くのサービスデーが実施されていますし、日用品はもちろん、映画といったレジャーまで、幅広く楽しめます。
WAONも付随しているため、さらにお得チャンスは増えることに。
実際「イオンカード」が生活に欠かせなくなっている私というと、あれこれいろんな場所で買い物するよりも、お得なタイミングを狙って多くの必要品をイオンで揃えてしまいます。
時間も手間も、お金もポイントも、全てが節約できます。
がっつり「マイル」を貯めたいならば、必要経費を払ってでも「JALカード」。飛行機も日常の買い物もほどほどに、という場合には「イオンJMBカード」。というように、自分に合ったカードを利用して、お得感に胸をときめかせましょう。
イオンJMBカードの作り方
「イオンJMBカード」は他の「イオンカード」と同様、インターネットで簡単に申し込みが出来るようになっています。
申し込みフォームに必要事項を入力したら、その後メールにて本人確認手続きの案内が送られてきます。
メールの内容をよく読み、本人確認を行います。
基本的には本人確認書類のアップロードですが、そうでなければ「受取人確認サポート」によって本人確認を行うことになります。
その後審査に入り、大体1~2週間程度で審査終了です。
無事に審査に通った場合は、郵送にてカードが送られてきます。簡単に申し込みができますので、ぜひ興味を持たれた方はお試しくださいね。
まとめ
イオンのヘビーユーザーの方には、「イオンカードセレクト」や「イオンカードセレクト(ミニオンズ)」などのクレジットカードがお得なのは間違いありません。
ただ、「イオンユーザー×マイラー」に関しては、イオンカードよりイオンJMBカードでマイルを貯めるほうがお得さはアップします。
ポイント二重取りや様々なキャンペーンを活用すると、かなりたくさんのマイルがたまるので、マイラーの方は検討してみてはいかがでしょうか。
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