航空会社が行う「マイレージサービス」。いわゆる「マイル」を貯めている方は多いと思いますが、実はイオンカードでもマイルを貯めることは可能です。
そこで、今回はイオンカードを活用した基本的なマイルの貯め方や、もっとも効率よく貯める方法を詳しく解説します。
年に一度でも旅行に行かれる方は、かなりお得な仕組みですよ!
税金や社会保険料の支払いを工夫するだけで、マイルが大幅にたまる方法が有ります。次の記事で詳細を解説しているので、参考にご覧ください。
この記事の目次
イオンカードでもマイルは貯まる!
普段の買い物でイオンをよく利用するし、イオンカードはやっぱり作ったほうがお得。けれども今まで「マイル」を貯めていたし、できることならポイントは全てマイルで貯めていきたい…。そんな方でも大丈夫です。
「イオンカード」でもマイルは貯まります!
クレジットカードっていろいろ特典がついて便利ですが、それぞれの会社のポイントサービスが適用されるからポイントが分散してしまいがち。ポイントを1つにまとめたい、そしてそのポイントはマイルがいい、というケースにもイオンカードならば対応可能です。
イオンカードでマイルを貯める具体的な方法
それでは、具体的にイオンカードでマイルを貯めるにはどうしたらよいのか、ご紹介していきましょう。
イオンカードは通常、お買い物利用金額に応じて独自のポイント、「ときめきポイント」が付与される仕組みです。これをマイルで貯めるにはどうすればよいのか、ケース別にご紹介しますね。
ケース1:ポイントをマイルに交換(JALの場合)
まずは「ときめきポイント」として貯まったポイントを、JALのマイルへと交換する方法です。
日々のお買い物で貯まったときめきポイントは、ポイントに相当する商品と交換したり、金券やその他のポイントへと交換することができます。
その交換対象となるポイントの中に、JALのマイルが存在します。1000ポイント以上から500ポイント単位でJALマイルへと交換が可能です。ポイント換算については、ときめきポイント2ポイントにつき1マイルとなります。
つまり、1000ポイントのときめきポイントならば500マイルというわけです。0.5%の換算率ですね。
ポイントを交換するためには、ます「イオンスクエアメンバー」にID登録を行うこと。「イオンスクエアメンバー」とは、イオングループが提供するインターネットサービスを利用する会員です。
ときめきポイントを利用するためにはこちらの登録が必須となりますので、イオンカード会員の方は早目に登録を行うとよいですね。ちなみに登録は無料ですのでご安心ください。
そしてその上で、JALマイレージバンク(JMB)の日本地区会員であることが条件となります。JMB会員になると、JMBカードが発行されます。
クレジット機能付きでないスタンダードタイプならば、入会金や年会費は無料で作ることができます。(ちなみにクレジット機能付きの場合、入会後1年間は年会費無料、その後は年会費2160円がかかります。)
以上の条件を満たしたうえで、イオンスクエアのマイページにログインをし、ポイント交換へと進みます。マイルの移行手続きを行うためには、イオンカードとJMB会員の名義が同一である必要がありますのでご注意ください。
家族の中にJMB会員がいるのでそこへポイントを移行…というわけにはいきません。
ポイント移行には手続きをしてから約1~2ヶ月ほどかかりますので、時間に余裕をもって交換しましょう。
また、1度行ったポイント移行の申請は取り消しができません。きちんと確認してからポイントの移行を行ってくださいね。移行後のマイルの有効期限は最長で3年となっています。
ケース2:「イオンJMBカード」を使う(JALの場合)
JALマイルへを貯めるには、もう1つ方法があります。それは、「イオンJMBカード」を利用することです。実はイオンとJALは提携関係にあり、そのためクレジットカードについてもJALとの提携カードが存在するのです。
この「イオンJMBカード」であれば、お買い物時に貯まるポイントが直接マイルで貯まります。ポイント交換の手間も省けますので、とにかくマイルで貯めたいという方にはとても便利なカードです。
カード利用額200円ごとに1マイル貯まります。また、waon機能も付いていますから、電子マネーwaonの利用についても200円につき1マイルが付与されます。さらに、5・15・25日の5の付く日は「お客さまわくわくデー」でお得に。200円につき通常の2倍、2マイルが貯まるのも嬉しいですね。
貯まったマイルを「やっぱりwaonで利用したい」という場合には、waonに交換することも可能です。この場合、10,000マイルから交換が可能で、11,000円相当の11,000WAONへと交換することができます。
ちなみに、40,000マイルだとさらにお得、50,000WAON(50,000円相当)へと交換できます。
ただしこちらは2018年3月31日までで、2018年4月1日からは10,000マイルから20,000マイルをWAONに交換すると、500WAONをプレゼントするキャンペーンが行われる予定です。
現在はあくまでも「予定」ですが、詳細が決定次第JALのホームページにて案内が行われるとのことです。
ケース1と比べて違うところは、こちらは直接ポイントがマイルで貯まるということ。さらにポイント換算について、200円で1マイルだということ。
他にもケース1の場合はカードを2枚(イオンカードとJMBカード)持たなければいけないが、「イオンJMBカード」ならば1枚で済むということです。
現在すでに別の種類のイオンカードをお持ちの方でも大丈夫。イオンカードは複数所持することが可能ですから、改めて「イオンJMBカード」を申し込むことができます。(審査の都合で複数持てないケースもありますのでご注意ください。)
新たに「イオンJMBカード」を申し込む場合、新規入会キャンペーンの対象にもなります。現在ネットでの申し込み限定で、最大6000円相当の特典がプレゼントされるキャンペーンが2018年5月31日まで実施中です。
マイルをお得に貯めたい方は、こちらのカードも検討してみてください。
ケース3:複数のポイントを経由して交換(ANAの場合)
続いてご紹介するのはANAのマイルを貯めたい場合の方法です。実のところ、ANAについてはイオンと提携していませんから、マイルが貯めにくい状況です。
ただし、現在すでにANAマイルを活用中の方は、やはりANAでマイルを貯めたいものですよね。ちょっぴり複雑ではありますが、イオンカードでANAマイルを貯めることも可能なのです。
具体的にどうしたらよいのかというと、複数のポイントを経由してANAマイルへと交換するのです。イオンクレジットカードの利用で貯まる「ときめきポイント」から直接ANAマイルへの交換ができないので、まずは別のポイントへと移行。
その後、最終的にANAマイルへ交換可能なポイントへと移行し、目的を果たそうというわけです。
現在確認できる方法として、最も最短で交換可能なのがイオンカードの中の1枚「JMB JQ SUGOCA」カードを作り、そこからポイントを移行していく方法です。
「JMB JQ SUGOCA」から「JRキューポ」→「Gポイント」→「ANAマイル」へとポイントを交換。全部で3回ポイントの移動を行うことになりますね。
ただしこの方法だとどうしてもポイントの換算率が低くなってしまいます。それならば無理にANAマイルへ交換するよりも、ときめきポイントやwaonのまま利用した方が無難ですね。
ポイント換算率を上げる方法としては、ANA利用者にとって便利な「ANA ToMe CARD PASMO JCB」を作ると良いですね。通称ソラチカカードと呼ばれるこちらのカードを使うことで、ポイントの換算率がグッと上がります。
ですが、ポイント移行がさらに増えるうえにカードも新たに作ることに…。
どうしてもANAでマイルを貯めたい、ANAヘビーユーザーの方だけにおすすめしたい方法ですね。できるならばマイルはJALで貯める方が簡単かつお得でしょう。
どの貯め方が1番オトク?
それでは、今まで紹介してきた方法の中でどの貯め方が1番お得なのでしょうか?それぞれ個々の事情はあるでしょうが、やはり最適なのはケース2の「イオンJMBカード」を利用する方法です。
ポイントの換算率や交換の手間なども考えると、直接マイルで貯まるこちらのカードは非常にありがたいですね。イオンカードで効率よくマイルを貯めたいと考えるならば、ぜひとも入手しておきたい1枚です。
もっと効率よくマイルを貯めよう
さらに効率よくマイルを貯めるために、ちょっとした工夫をご紹介します。細かくて見逃しがちですが、ちょっと気をつけるだけでマイルの貯まり具合が違ってきますよ。
200円未満の買い物に注意
意外と見落としがちなのがこちら。「200円未満のお買い物をしてしまう」です。イオンカードで貯まるポイントは200円から。199円のものを買ってもポイントは獲得できない、つまり0ポイントなのです。
お茶のペットボトルが1本ほしい、というときなんかはポイント対象外になってしまいますね。仕方のないケースもあるでしょうが、できればお買い物はまとめて、200円以上にて利用しましょう。
web明細で月に5マイルゲット
さらにマイル獲得のチャンス。web明細登録を行えば、マイルをゲットできるチャンスが広がります。web明細登録は環境宣言とも言われていて、通常郵送で送られてくる明細を停止し、インターネットにて明細の確認を行うことです。
これによって環境にも優しい、簡単便利なサービスが利用できるというわけです。特典として請求のあった翌月には5マイルのボーナスがゲットできます。(通常のイオンカードの場合はときめきポイントが10ポイントついてきます。)
web明細にするだけで、お買い物さえしていれば月に5マイル、1年で60マイル貯まります。さらに利用者限定のお得なお知らせや、クーポンなども手に入れることができるので嬉しいですね。
web明細の申し込みは、イオンスクエアのマイページから行うことができます。登録は規約の同意やメールアドレスの確認など、簡単な項目を入力するだけです。イオンスクエアメンバーになったら、早目に登録をしておきましょう。
JMBカードもお買い得デーでポイントアップ!
「イオンJMBカード」でも、イオンのお買い得デーが利用できます。毎月20・30日はイオンの「お客さま感謝デー」。クレジットカードの利用でも、waon利用のお買い物どちらでも、代金が5%オフとなります。
他にも、55歳以上の方限定ですが、毎月15日の「G.G感謝デー」でも5%オフにてお買い物を楽しめます。こちらはG.Gマーク付きの「イオンJMBカード」にて対応が可能となっています。
上手にお買い得デーを使えばマイルもさらにお得に貯まる。特に大きな買い物の予定があるときはぜひこちらのお買い得デーを利用したいですね。
JMBのマスターカードでボーナスポイントのチャンス!
「イオンJMBカード」の中でも、カードブランドがマスターカードの方はさらにお得。ボーナスポイントをゲットできるチャンスがあります。
海外の対象加盟店での利用で、通常ポイントに加え、200円につき1マイルがプレゼントされます。(現地での利用額を日本円に換算しての計算となります。)
海外への旅行やお仕事が多い方には、とってもありがたいボーナスですね。マスターカードは国際ブランドですし、海外での使い勝手もよいから安心です。海外での利用が見込まれる方は、「イオンJMBカード」を申し込む際、忘れずにカードブランドをマスターカードに選択してくださいね。
登録はMastercardトラベラー・リワード・プログラムのWEBサイトにて行ってください。登録は無料ですが、こちらの登録が行われていませんとボーナスポイントの対象外となってしまいますのでご注意を。
まとめ
数あるショッピングポイントの中でもマイルはかなり高い価値を持っています。航空券などに交換する場合、使い方によっては1マイルの価値はかなり高くなりますね。
特によく飛行機を利用する人にとって、マイルは利用価値がタップリのポイントなのです。
幸いイオンはJALとは提携関係にあります。「イオンJMBカード」を使えば効率よくマイルを貯めることもできますよ。利用頻度にもよりますが、比較的よく利用する場合は新たに「イオンJMBカード」を作ることをオススメします。
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