イオンカードはイオングループ各店での利用でお得なカードですが、そのお得さに加え、高速利用でもお得な特典が付いているカードがあります。
- イオン首都高カード
- イオンNEXCO西日本カード
- イオンNEXCO中日本カード
- イオンE-NEXCO passカード
- イオンTHRU WAYカード
などです。
これらのカードは高速利用時にとてもお得なポイント還元の仕組みがあり、週末利用が多いファミリー向けカードとして人気があります。
中でも「イオンNEXCO西日本カード」のお得さは、他のカードと比べても突出しています。
「どうして同じイオンカードなのに、こんなにお得さが違うの?」って疑問になるぐらい、得られるメリットに違いがあります。
今日の記事はそんな高速利用系イオンカードの中の「イオンNEXCO西日本カード」について記事を書きます。
- 高速利用が多い方
- 1月に1度はイオンモールでお買い物される方
- 1円でもお得に高速料金でポイントを貯めたい方
このような方はぜひチェックしてください。もちろん、西日本在住では無いかたも同じような恩恵がありますよ。
この記事の目次
イオンNEXCO西日本カードの特徴と4つのメリット
まずはイオンNEXCO西日本カードの特徴を一覧にして紹介します。
年会費 | 無料 |
---|---|
加入制限 | 18歳以上 |
カード発行期間 | 約3週間 |
申し込み方法 | イオン店頭申込・オンライン |
ポイント | ときめきポイント |
ポイント還元率 | 0.5% ただし、全国のイオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリューなどイオングループの対象店舗での利用は常に2倍(1.0%) |
お得キャンペーン | お客さま感謝デー(5%オフ)、ときめきポイントいつでも2倍(1%還元) |
ETCカード | 自動付帯 ただし、家族カードには付帯なし |
家族カード | 3枚まで無料 |
スマホ決済 | Apple Pay、イオンiD |
電子マネー | WAON(5万円までチャージ可能) |
ゴールドカードへの招待 | なし |
ショッピング保険 | ショッピングセーフティ保険、カード盗難保障、ETCゲート車両損傷お見舞い金制度 |
上記で解説したのは、イオンNEXCO西日本カードの一般的な特徴です。実は、上記の特典は、他のイオンカードとほぼ同じです。
つまり、上記の特徴を見て、「イオンNEXCO西日本カードを申し込む理由」は見当たりません。
そこで、他のイオンカードには無い「イオンNEXCO西日本カード限定の特典(メリット)」を紹介します。
ETCカード利用でときめきポイントが最大3倍になる
一般的なイオンカードは、イオングループ各店でのクレジット払いの場合、ときめきポイントが常に2倍たまります。
還元率は1%(0.5%×2倍)
この還元率の高さは、高還元率無料カードの楽天カードと同じなので、結構お得ですよね。
ただし、この還元率はイオングループ各店での利用に限定されます。
そのため、一般的なイオンカードのETCの場合、高速道路の利用時ではときめきポイントは0.5%しか還元されません
ところが、このイオンNEXCO西日本カードの場合、高速道路の利用時は常に2倍のときめきポイントが還元されます。
さらに、毎週土日の場合、その還元率が3倍にアップします。
嬉しいことに、対象の高速道路は全国の高速道路です。
- 西日本高速道路(株)
- 愛知県道路公社
- 中日本高速道路(株)
- 鹿児島県道路公社
- 東日本高速道路(株)
- 神戸市道路公社
- 阪神高速道路(株)
- 栃木県道路公社
- 首都高速道路(株)
- 名古屋高速道路公社
- 本州四国連絡高速道路(株)
- 広島高速道路公社
- 福岡北九州高速道路公社
- 福岡県道路公社
この時点で、すでに「NEXCO西日本」という名前は不要な感じがしますね。西日本エリア限定ではありません。
ポイントアップが毎日×対象エリアが全国
これが最大の魅力です。
たまったポイントをETCマイレージに割り増しで還元できる
イオンカードでたまった「ときめきポイント」は、WAONポイントへの交換や、カタログ商品への交換が一般的ですが、イオンNEXCO西日本カードの場合、この方法以外にもお得な還元法があります。
それは「ETCマイレージサービスへの還元」です。
貯まったときめきポイントがETCマイレージに交換可能なのです。つまり、貯まったポイントで高速道路が乗れるという仕組みです。
さらに、嬉しいことに、ポイント還元は「1ポイント→1円相当」ではありません。
「1ポイント→1.2円相当」なのです。
つまり、上記のポイント還元を足し合わせると、平日の還元率は1.2倍、土日の還元率は1.8倍になります。
通常、これほど還元されるクレジットカードはありませんので、高速利用者にはありがたいカードです。
サービスエリアでのお買い物は常に還元率2倍
イオンNEXCO西日本カードに限らず、他の高速道路系イオンカード同様、サービスエリアでのショッピングをカード決済すると、ときめきポイントが2倍たまります。
ただし、各カードは管理エリア内のSA/PAのみだけですので、ご注意ください。
ETCゲート車両損傷お見舞い金制度
イオン専用ETCカードをご利用なら、万が一ETCゲートで開閉バーに衝突して車両損傷事故を起こしてしまっても、一律5万円のお見舞金が受け取れる保険がついています。(年1回)
クレジットカード会員本人の運転ではない場合でも、同乗していれば運転者は配偶者・同居の家族等であればお見舞金制度の対象となります。
ETCゲート通行時に対する保証オプションは他のクレジットカードのETCカードでは類を見ないサービスですね。ETCゲートにまだ慣れていないといった運転初心者の方にも安心できる特典ですね。
【店頭申し込み限定】お子様には嬉しいトミカがもらえる
イオンモール店頭でNEXCO西日本カードを申し込みした場合、店舗によっては、非売品のトミカがもらえる場合があります。
NEXCO西日本 道路パトロールカーのトミカを入手しました。
ご存知の方も多いかと思いますが、期間内に西日本エリア内のイオンの店舗でNEXCO西日本カードを作ると貰える非売品のトミカです。
彩色も実車を元に細かく再現してあり、無料配布のトミカにしてはかなり豪華な作りになっています。 pic.twitter.com/Ttcbglv9G9
— 羊歯群 (@shidagun) 2019年4月7日
イオン NEXCO 西日本カード オリジナルトミカ
日産 エクストレイル 道路パトロールカーついに我が家にもやって来てくれました♪
ここ最近で一番の出来では(`・ω・)b
サイズ感とタンポの量、そしてNEXCOの魅力が詰まってる!それぞれ微妙に色が違うんですね〜
NEXCOを全て並べてみたいー!! pic.twitter.com/Z4t9VWUX2p— まさ@車関係 (@masa1234car) 2019年3月11日
ちなみに、我が家の近所のイオンモール茨木(大阪)では大きめのモデルカーが展示されていました。
お子さんがいらっしゃる方には魅力的ですね。
他の高速道路系カードとの違いを一覧比較
イオンカードにはイオンNEXCO西日本カードを含め、5つの高速道路系カードがあります。
それぞれ特徴がありますので、一覧比較してみます。
自動付帯カード | 限定特典 |
イオン首都高カード
|
・毎週日曜日はETC専用カードの利用で首都高通行料金が20%OFF
・タイムズクラブのポイントが貯まる ・首都高パーキングエリアのお買い物でときめきポイント5倍 |
イオンE-Nexco pass カード
|
・ときめきポイントをE-NEXCOポイントに交換して高速道路料金・SA/PAで利用できる
・NEXCO東日本エリアのSA/PAでのお買い物でときめきポイント2倍 |
イオンNEXCO中日本カード
|
・毎月20日・30日のETC走行でときめきポイント2倍
・NEXCO中日本エリアのSA/PAでのお買い物でときめきポイント2倍 ・ときめきポイントをETCマイレージ無料通行分に交換して全国高速道路で使える |
イオンTHRU WAYカード
|
・毎週日曜日の阪神高速道路通行料金が5%OFF
・タイムズポイントが貯まる ・阪神高速パーキングエリアのお買い物でときめきポイント10倍 |
イオンNEXCO西日本カード
|
・全国の高速道路で月〜金はときめきポイント2倍
・全国の高速道路で土日はときめきポイント3倍 ・ときめきポイントをETCマイレージ無料通行分に交換して全国高速道路で使える |
金額だけのお得さなら、イオン首都高カードの首都高20%オフ(日曜日だけ)、イオンTHRU WAYカードの阪神高速5%オフ(日曜日だけ)ですね。
ただ、上記2つは首都高と阪神高速それぞれ限定です。そのため、週末のヘビーユーザーにはお得かもしれませんが、効果は限定的でしょう。
一方、イオンNEXCO西日本カードは
- 対象となる高速道路が全国の高速道路
- 毎日がキャンペーン日。特に土日は3倍
となりますので、他のカードと比べると圧倒的にお得です。
イオンNEXCO西日本カードを週末ファミリードライバーが利用した際のお得さ
ではどれぐらい高速利用すれば、どれぐらいの効果が得られるのかを紹介します。
毎月1度は高速を利用して家族で出かける(高速代往復1万円)。月に2度はイオンモールでショッピング(合計2万円)
まずはライトユーザーからです。
上記のケースの場合、得られるときめきポイントは、
- 10,000円×1.5%=150円
- 20,000円×1.0%=200円
- 合計350円
こうやってみると意外と少ないですよね。
では次はヘビーユーザーを見てみましょう。
毎月2度は高速を利用して家族で出かける(高速代往復2万円)。月に4度はイオンモールでショッピング(合計4万円)、生活費を全てイオンカードで決済(10万円)
上記のケースの場合、得られるときめきポイントは、
- 20,000円×1.5%=300円
- 40,000円×1.0%=400円
- 100,000円×0.5%=500円
- 合計1,200円
こうやってみると、少しお得感が出てきますよね。仮にこのポイントが1年間継続した場合、得られるポイントは14,400円となります。
カード決済するだけで、年間1万4,400円手に入るのですから、お得ですよね。
さらに、このポイントをマイレージサービスに還元すると、
14,400ポイント×1.2=17,280円相当になります。
グッとお得になりますね^^
イオンカードETC申込み前に気になる疑問
イオンカードとETCカードの一体化はできる?
以前、イオンカードではクレジットカード本体とETCカードを一体化して1枚で利用できる「ETC一体型カード」の発行も選択できましたが、現在イオンではETC一体型のクレジットカードの新規申し込みを終了しています。
終了理由についてはイオン公式では明示されていませんが、2018年6月に「改正割賦販売法」が施行されたことに伴い、NEXCO東日本、首都高速、NECO西日本、阪神高速、本州四国連絡高速などの道路事業者においてクレジットカードのセキュリティ対策の一環によりETC一体型のクレジットカードが廃止されたことが影響しているようです。
参考:ETCシステムにおける一体型ETCクレジットカードの取扱い見直しについて
イオンだけではなく三井住友のロードサービスカード等でもETC一体型カードの新規発行は停止され、分離型カードへの切り替えが進められていました。
従来のETC一体型カードでは「カードを2枚もちしなくてもいい」という大きな利便性がありましたが、クレジット機能がついているカードを車内に搭載したままによる盗難や事故などセキュリティ面でもリスクが多くありました。
またETC一体型ではカードの挿し忘れ・抜き忘れというトラブルもありますから、総合的に考えてみるとクレジット機能のあるカードとETCカードは分離型で持っておく方が安心に利用できます。
イオンカードのETCカードを利用した時の引き落とし日はいつ?
イオンカードの利用料金の支払いは締め日が毎月10日、引き落としは翌月2日というスケジュールですが、ETC利用の料金は支払いスケジュール通りにならないことがあります。
ETCカードで利用した料金は各有料道路業者が利用データを作成して管理しており、イオンクレジットにデータが到着するまでの期間が長くかかることがあります。
ETC通過時にはリアルタイムでクレジットの有効性は確認されず、オフラインでの決済が行われています。一般的にはETC利用時の料金は翌々月、遅くとも3ヶ月以内に決済されています。
同じ理由で、ETC利用分の料金明細についてイオンMy Pageでの「最近のご利用内訳」への反映も遅れるので、料金がわからなくなってしまったなど、すぐに利用した明細を確認したい場合は各道路事業者のETC利用紹介サービスを確認してみましょう。
参考サイト:ETC利用照会サービス
※ETC利用照会サービスはユーザー登録が必要です。
まとめ
現時点で高速道路系のイオンカードで一番お得なのは間違いなくイオンNEXCO西日本カードと言えます。
これはイオンユーザーのみならず、多くの高速道路利用者が得する内容です。
発行までに3週間程度必要なので、旅行シーズンの前に、できるだけ早く申し込みしておくのがいいでしょう。
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